元スーパーダメダメ公務員のブログ

戸籍に関するアドバイス(転籍届その1)

 

「元スーパーダメダメ公務員」で、現在は「有限会社アポロ情報工業」というソフトウェア開発の社長をしている岩永美香です。5つ目のブログとなります。

 

今日は、お読み下さる皆様に私のスーパーダメダメ経験による戸籍業務から学んだアドバイスをさせていただきます。

 

上の写真は2年前に、KOSEKIガイドを売り出した時の新聞記事です。

 

地元茨城新聞の1面に掲載していただきました。

 

2年前・・・早いなぁ。 

 

皆さんは「転籍届」という届出をご存知ですか?

この「転籍届」は文字通り、本籍地を移転するための届出です。

 

戸籍届出は、あくまで申請主義なので、提出された届出に対し役所側で「これは出さない方が良い。」という指導はできませんが、「届出後はこうなります。」という説明はあっても良いかもしれません。

 

それを一番感じたのが、この「転籍届」でした。

そのように感じたポイントは2つあります。

 

2つ一緒だとかなり長くなるので、今回はその1一つ目のポイントを紹介します。

急にかしこまってしまいますが、後々役立つかもしれませんよ。

 

1つ目は「転籍届を出した後の戸籍の記載」についてです。

市区町村を超える転籍の場合、転籍後の戸籍には、死亡・婚姻などで除籍になった方の記載は無くなります。

戸籍係時代に、奥様に先立たれた旦那様の転籍届を受理し、出来上がった戸籍を見て涙を流す訴えを受けた辛い経験があります。出来上がった新戸籍は旦那さん一人の戸籍です。

「妻の名前が消えて、結婚した子供の名前も無い。こんな戸籍になってしまうなら転籍届など出さなかったのに・・・。」と窓口で泣き崩れられ、なすすべもありませんでした。

 

一度、正式に受理した戸籍届出は後から本人が取り消しの申し出をされても、元に戻すことはできません。ましてやこの場合、ご本人の意思で出されたことも明確です。

お役所の業務は人情では成り立たない部分もあります。

 

 

こういうことを考えたときに、戸籍の知識など無い人がほとんどですので、人生模様を文字化する重要な届出ですから、窓口で説明してもいいかもしれませんよね。

 

今回は、スーパーダメダメ・・・かつ辛い思いをした(させてしまった)戸籍経験者ならではのアドバイスをさせていただきました。

 

少しでも、お役立て頂ければ幸いです。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    Myrtle Weldy (木曜日, 02 2月 2017 06:18)


    I am no longer sure where you are getting your info, however good topic. I needs to spend a while learning much more or understanding more. Thank you for wonderful info I was on the lookout for this information for my mission.

  • #2

    Karol Engel (土曜日, 04 2月 2017 02:02)


    First of all I would like to say great blog! I had a quick question in which I'd like to ask if you don't mind. I was curious to know how you center yourself and clear your head prior to writing. I've had difficulty clearing my thoughts in getting my ideas out there. I truly do take pleasure in writing but it just seems like the first 10 to 15 minutes are usually wasted just trying to figure out how to begin. Any recommendations or tips? Appreciate it!