説明にはヤワラカ頭で対応

エピソード3

 

市民課で丸4年が過ぎようとしている頃、水戸では東日本関東大震災の影響により一時的に市民会館で窓口業務を行っていました。水戸市役所の窓口部門専用の仮設庁舎を立てるという事で、移転先での打ち合わせに出席していたところ、現場から携帯電話に連絡が入りました。

 

「子の名に使用できない文字をどうしても使いたいというおじいさんが、いくら説明しても納得して頂けないのですが、戻ってきて説明をしてもらえませんか。」

と、担当者のヘルプの電話でした。もうすでに2時間以上対応しているとの事。震災直後の窓口は臨時的な狭いスペースだった事もあり、異常にごった返していて、担当者が1人の方に長時間関わっていると、他の住民の方々にも迷惑のかかる状況でしたので、早々に現場へ向かいました。

 

個人のインターネット情報を、役所の窓口で利用して良いものかと迷いましたが、大切な事は正確な情報を伝えるだけではなく、目の前の住民の方に納得して頂くための説明に努める事だと気づいた「目からウロコが落ちる」出来事でした。

 

 

解決編を下に掲載しています。楽しみにご覧ください。

エピソード3の解決編☟